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片づけが進まない

2010 年 11 月 1 日

本棚を占領している雑誌をどうにかしたい。

とくに、C MAGAZINE が目に付く。
ここ何年も、一度だって開いた覚えの無い20冊近くの本誌が鎮座しているのは
やはり平積みされている本に対して失礼であろう。

で、どうしようか。

結局、こういうことを始めると、中身を読みふけってしまうのは人の習性なのか。
今更ながら(今だから?)引っかかる記事もあるもんだ。

1994年3月号の本誌「三田典玄のランダムアクセス」に、
「不況の中で技術者が人間らしく生きていくときの心構え」として、こんなことが書いてあった。

1.自分の今もっている能力を過信するな。正確に測定しておけ
2.自分の能力を人に表現できる「話術」「ものを書く力」はあなたを救うことがある。
  自分にそれが無いと思ったら、訓練せよ
3.お金について勉強しておく。分かってる人に「貸借対照表とはなんでしょう?」と聞くのもいいし
  そういった人が居ないなら、簿記の本でも買って読んでおけ

この3点は、まさに今、私がやるべきことだ。

1.はいわゆる「できることの棚卸」。ハローワークで相談すると、まず言われる。

2.は職務経歴書の書き方。今どこの企業も、必ず書類選考でふるいにかける。応募者が多すぎて
  そうでもしないと時間の無駄になるかららしいが。それを潜り抜けるには、「モノを書く力」が問われる。

3.は最悪の事態として「独立・開業」というハメになることへの備えである。
  それ以外にも、一般的な会社間の商取引について知っておくのも悪くはない。
  資格を取るとかではなく、知識として持っているだけでもだいぶ違う。

1994年当時、私は恐らく高校3年。
確かに当時も「不況」と言われていた。バブル崩壊後の影響が時差で攻めてくるその真っ最中。
とはいえ、高校生にこの文章を理解しろって言うのも無理な話。

雑誌なんてのは印刷所に回った時点ですでに死んだ情報しか載ってない。
ただ、この手の月刊誌は違う。じわじわと後になって効いてくる、ということもあるものだ。

だからこそ、捨てられない。
困った存在でもある。

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