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LED Driver Series(6)回路のキモ

2011 年 3 月 2 日

回路的なことを少し書いておく。

この回路のキモは、HC238の数珠繋ぎにある。
8セグメントx3=24個のうちの任意の1個を選択する回路になる。

HC238は3bitで8つのうちひとつを選択する、それがLEDマトリクス1つ分。
さらに上位に2bit追加して3つのHC238を選択させる。

メモリーのデコード回路そのものなのだが・・・最近の人はそれすら知らないだろう。

このHC238/HC138は主たる3bit以外に有効/無効を指定するためのピンが3つある。
つまり、この3つのピンの条件が揃わなければ、3bitでの選択信号は出力されない。
この信号をうまく使えば、3つのHC238を制御することができる。

なんだかんだ言っても、この選択回路、今回のキモだ。

さらに言うなら、全出力を無効、という状態を用意することが必要。
この状態がないと・・・・いろいろと不都合が起きる。

データの書き換え時は全消灯を一度挟む。
電源投入時には勝手に点灯しては困る。

使う使わないではなく、安全策として必要不可欠。

案外、これを忘れる。

そんなところか。
要は単純なデコード回路だってこと。

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