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2011年3月10日 東北・関東大地震

2011 年 3 月 27 日

3月10日、午後2時過ぎ。
長い揺れに続き、突き上げるような強い揺れ。

会社にいた私は、揺れが続いた時点で出入り口の扉を開いて抑えていた。
そして強い揺れ。目の前で棚の上からファイル類が落ち、
非常口の扉が閉まるのを開けるよう叫んだ。

一度、揺れが収まっても、その後震源地の近い地震が何度か発生。
そのたびに非常口から屋上へ出る。
Twitterやワンセグですぐに情報を入手するのは。。。ホンの数人。
この会社の問題点のひとつだが、このときはみな、気象庁や速報サイトを見ながら
仕事が手につかない。さらに言うなら、非常時のためのラジオのひとつも置いてない。

あまりにも揺れが続き、Twittert上で仙台駅ホームや舞浜駅前の写真が流れ始めたころ、
やっと私は、またしても大変なことが起きたんだと認識した。

食堂のテレビで震度7、震源は東北、と知る。
そして、津波。
陽の高いうちの地震の割に、情報が乏しい。
政府からは何も言ってこない。こんなときに政治家はなりを潜める。
NHKは即座に特番に切り替わる。

午後4時を過ぎたころだろうか、津波に飲み込まれる街の映像が流れ始めた。
これは、もう。
言葉がない。

鉄道各社は即座に運転見合わせ。
それでも19時過ぎごろにはいくらかは運転再開の情報。
その中で、JRが当日中の復旧を不可と発表。
その日は、会社に泊まる人が何人か居た。

泊まっても構わなかったが、赤羽くんだりの人間が泊まったんじゃ申し訳ないので
歩いて帰ることにした。

そして週末。

福島の原子力発電所が大変なことになっている。
コンビナートが延々燃えている。
石油が足りない。ガソリンも足りない。
発電量が下がると停電せざるを得ない。

次々入ってくるニュースは、どれも目を疑うものばかり。
そして範囲が広すぎて、情報網が機能していない。

政府の対応はこれまでになく未熟でお粗末な限り。

もう、何もする気が起きない。
何を、どう受け止めればいいのかもわからない。

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