基板サイズ(1)
2009 年 4 月 19 日
基板のサイズを決めるには、実際にはいろいろな要素が影響してくる。
コネクタの大きさやその間隔、もちろん部品の数や回路の複雑さ、
最終的には層構成における値段の変化・・・などなど。
でも、考えてみればわかるが、ユニバーサル基板には何種類かの定型寸法があり
その時々で合うサイズを選んでいるし、その基準はおそらく
部品が載るかどうか、だろう。
ユニバーサル基板が定型をもてるなら、基板を起こすときにも
ある程度の定型サイズというのが存在してもいいのではないだろうか。
趣味で使うとなれば、おそらく単体か、もう一段ユニバーサル基板なりで
マザーボードを作ることになるだろう。
であれば・・・
ぶっちゃけユニバーサル基板と同じ寸法でいいんじゃないか、と思えてきた。
ねじ穴をあわせておけば簡単にスタッキングできるし、
配置の検討を同じサイズのユニバーサル基板で
見積もることもできるだろう。試作するのにも都合がいい。
まあ、前の会社でやってた手法なんだけどね。
社内には定型のCPUボードとユニバーサル基板、共通のバス仕様を持ってた。
それが市販のユニバーサル基板と同寸法だったりするわけ。
効率化、とか汎用化、という点ではかなり進んでた気がする。
その当時、私もそれに倣い、ユニバーサル基板で工作するときは
サイズとインターフェースの共通化をしてたし、その思想は今でも続いている。
・・・長くなったので、次。