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ぷろだくと:PSP液晶(2) 回路図

2009 年 9 月 19 日

と、いうわけで。

経緯をづらづら~っと書いてみると。

FPGAはXilinxのSpartan3ANから144ピンのQFPを選定。
まあ、目的としては「使ってみる」ってことね。
選択肢としては、QFPはこのグレードのこの型番しか存在しないので
仕方がないのですわ。外付けのコンフィグROMがいらないってのは
かなりのメリット。

とはいえ、ピン数を数えていくと・・・足りないわけで。
真っ先に妥協するのは、RGB24bitカラーを諦める。
フレームバッファ(VRAM)は16bit幅のSRAM(4Mbit)なので
どちらにしろフルカラーは無理。
RGB各5bit程度の16bitカラーが精一杯。
まあ、下位数bitなんて、あってもなくても分からないだろうし(笑

バックライトは、中に入ってるLEDの構成による。
情報を信じるとすれば、NESW008Bが7つ入ってるらしい。
電圧が29.4V必要で、各LEDに20mA流す。

とりあえず、皆ここの30V近い電圧をどうするかで悩むらしいが
PSPのアノ筐体で点灯するんだから、何かしらのICが存在してもおかしくない。
コッククロフトなんて組んでる場合じゃないでしょ。
そもそも、LEDは電流駆動するものだしね。

探せば出てくる。バックライト用のLED駆動IC。
運良くdigi-keyで手に入るようなのを探し出せばいいわけで。

で、見つけたのが東芝製のTB62752AFUG。
7灯直列用の、今回の用途まったくそのものな仕様。
後はこいつの要求するコイルとダイオードを選定するだけ。
あ、バックライトの明るさは何段階かに変えたいので
電流制限抵抗を3本パラで内2本をFPGAからON/OFF制御する構成。

あとは。
電源をいろいろ要求されるんだけど。
電流値等を考えると、5Vなんてチャージポンプで昇圧させりゃいいや、ぐらいの話。
2.5Vは、面倒なので(笑)最大値で許される3.3Vを新たに作る(・・・?)
それとは別に、FPGAが1.2Vと3.3Vを要求するわけで。
投入順序を含めて考えると、
1.2V→3.3V→LCD用2.5V→LCD用5V

単純にやるなら、FETでスイッチすりゃいいじゃんって言われるけど
全部イネーブル端子付の専用IC使う辺りが・・・チキン(笑

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