OpenOCD用
けっこういろんなところで話題になっている、
OpenOCD用JTAGツールを
今更ながら、基板化してみました。
と、いうか。
私がLPC2468の基板を起こした当初、OpenOCDを使ってる日本語のページなんて
ほとんどなかったんですけどね。
某C級出版の雑誌付録にCortexM-3やらLPC2388やらが付いてきてからですかね。
ぼちぼちと情報がそろい始めて、そのツールの回路図なんかも紙面で紹介されたりしてました。
今回参考にしたのは、OpenOCD用ツールでも結構有名どころの出してる資料。
原理的には、XilinxやAlteraと何も変わってないんですけど、その制御がUSBになってるってところが
これからの時代にマッチしてるわけです。
FT2232のJTAGモードとレベルシフトの素子が乗ってるだけの回路なんですけどね。
ピンの接続仕様まで同じになっていれば、OpenOCDからは互換品として扱ってもらえるので
それ以上のアレンジはできないのですが。せいぜいレベル変換の素子をトランジスタでやるとか
74xx125でやるとかぐらい。
ごたぶんにもれず、私もワンゲートロジックを駆使して回路をでっち上げたのですが
使った素子が5Vで動いてると、入力のHレベルがVCCx0.7Vになってしまうことがわかったので
最後の最後に動作電圧を3.3Vに変更しました。
これなら5Vトレラントの入力で取れるので、問題にはならないかと。
とはいえ。
しばらくOpenOCDやARM系に戻るつもりが余りないので。
いろいろ調べると、最近は汎用的なJTAGツールとして、いろんなソフトから使えるようなので
当面はAVRで使えるようにATMEL仕様のコネクタも付けられるようにはしておこう。
そんな感じで。
2層板のタイミング待ちですな。