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「魔法少女まどか・マギカ」というエコシステム

2013 年 2 月 11 日

最近の猫カフェは、結局猫が遊んでくれないので、ほとんど本を読みに行ってるようなものなのですが、
ぅれいの、「魔法少女まどか・マギカ」に関連した本を何冊か読破してみました。

原作のコミックも、スピンオフ作品も。

原作はいいとして、スピンオフ作品がすでに何作かでてる。
まあ、そのうちの2作品を読破してきたんですが。

お話の造りから、一定の仕組みが見えた気がしました。

トリガーは既に居るベテラン魔法少女マミor杏子
そこへ新キャラの魔法少女を絡ませる。
さやか 自体が 魔法少女になるかならないかは、問わない。
ほむら は まどか を守るという名目で さやか、マミ、杏子に介入してくる。

ポイントは ほむら の設定。
彼女にとってはいくつも見てきた時間軸の中のひとつでしかない、という視点。
どんな結末になっても、それは ほむら にとっての 平行世界の中のひとつ の 現象 でしかない。

この設定のおかげで、本編に影響のでない、アナザーワールドが幾らでも生み出せる。

原作の、この設定は実にうまく機能している。この点がこの物語の凄いところであり、面白いところでもある。

この先、うまく運用すれば、いくらでもお話が作れるこのフレームワークは、
まさに エコシステム。
そんな気がしました。

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