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2010 年 8 月 3 日 のアーカイブ

Spec For Mintia(3)

大まかな基板サイズが決まってしまったので、ある意味これに収まるように
部品選定をしなくてはならない。

CPUは、とりあえずATmega128でいいだろう。
この時点では、XMEGA-A4は手元になく、実験も済んでいなかったので、
いつものCPUで試作から。

今回は珍しく、ちゃんと試作するんですね・・・

・・・どっちらかというと、ハードよりソフトの検証用ですけどね。

試作でソースコードの実績を積んで、最終的には、XMEGA-A4に変更。
ピン数が64ピンから44ピンに変更、それに伴い占有面積も多少軽減。
ちなみに、XMEGAxxA4のxx部分はROM容量が入ります。A4はシリーズ名。
今回、入手の都合で32KByteのものになったけど、本当は最低でも64KByte欲しかった。
とはいえ、完全ピン互換なので、A4シリーズの中ならいつでも変えられる。

MP3のデコーダは、VS1053を選定。
データシートもろくに読まずに、3.3V単独でいけるつもりで考えていた・・・・が。
後に焼損するに至り(笑 VS1011eに変更。

LCDはZY-FGD1442701V1 を選定。
厚さ2.8mm、単電源駆動、そこそこの解像度と言うことなし。
これも一応、試作してみる。

その他、LCDのバックライト用にTPS2051Bを追加。
データを入れるメディアとしてMicroSD、電源制御に一応、TPS2051Bを入れるいつもの構成。
今回はカード検出のロジックを変えて、挿入されるとLowレベルになるよう変更。
今までの回路がある意味おかしい(ぉぃ

あとは・・・

イヤホンジャックだけ、どうしても高さが5mm必要。
どこ探しても、これ以下のものが見つからない。
というのも、標準のΦ3.2にこだわってるから。
これを諦めれば、確かにすっきりするかな。

電源回路を積まないので、本当は入り口に大き目のコンデンサがあったほうがいいんだけど
省いたことぐらいか(笑

載せようと思ってたALPSのジョグスイッチも、場所の都合で最終的にただのPUSHスイッチに置き換わったし。

そんな感じ。

なーんだ。
12月以降にやってることって、全部これのための実験じゃないか!
最終的な回路がまとまったのは確かに6月入ってからなんだけどね。

構想から半年だよ。
かなり、長丁場だね。

つづく

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