何かの勢いで(笑
AltiumDesignerの無償評価版を入れた。
AltiumDesigner自体、会社で使ってたので
私自身は何の問題もなく使える。
このCAD,かなりイイのよ。
バグがあったり、誤差が出たりするのを除けば。
あと、値段も日本で買うと、おかしいぐらい高いけど。
もともとはProtelというCADに端を発し、脈々と改良と値段の吊り上げが行われてきて
会社で導入したときは170万円超えてたけど(笑
何を思ったか2009年の春に突然、約40万円でバージョン固定の永久ライセンスが追加された。
それもなぜか、今年3月には62万円に改定されてるけど(なんか日本だけっぽい)。
販売形態もおかしくて、
「回路図+FPGAフロントエンド」と「回路図+FPGAフロントエンド+PCBCAD」の2形態。
PCBのCADを祖とする割には、ひどい話だ。
ユーザーはPCBCADが欲しいのに、そのためには
必要ともしていない回路図CADとFPGAの開発環境まで買わされる。
なんじゃそりゃ
まあ、価格改定の際に、12ヶ月限定ライセンスも追加になって
これはこれで約27万円なんだけど、毎年最新バージョンが使いたければこっちの方が
得なんだろうなーと。
まあ、宣伝する気は毛頭ないので
このくらいにしときますが。
不平不満ならいっぱいありますので(笑
今更入れたのは、評価のためでもなく
単に基板が引きたいだけだったり(笑
つーわけで、ネタ その1。
Mintia続きで・・・このサイズのテンキーを作る。
それも、静電容量・・・タッチセンサーで。
ケースは平らなんだから、ここに萌えorエロな絵を(げふんげふん
P先生に話をしたら、そんなことを言ってたので、需要はあるかと。
軽く調べた感じ、単純なI/Oポートのパタパタでもやればできる・・・らしい。
それでも、リスクをあまり負いたくないのでPSoCを使う。
というか、テンキーというからにはPCが絡む。
接続は?と問われればUSBになる。
だとすれば、おのずとPSoCになる。一応、実績があるし、
サンプルコードも全部公開されてる。
別の用途で調べてあった、USB付きのCapSensなシリーズを選定。
このシリーズは、デジタル部+USB+CapSensしか乗ってない、特化されたシリーズ。
標準の統合環境から書き込みができない。
その中で、digi-keyで買える、そこそこピン数のあるCY8C20496Aを選定。
問題のセンサー部分、実はここが肝らしい。
いろいろ調べると、ATMELの資料が一番わかりやすい。
大まかな、標準的な形はATMELで調べて
あとはPSoCのサンプル基板を元に作る。
16キーを全部、単独でつなごうかと思ったけど、4x4のマトリックスにした。
何より、場所がないので。
回路図はざっくり。
ほぼサンプル通りの回路図。
基板は、いろいろ。
MLFパッケージしか選べない。
一番でかい部品がISP用コネクタ。
などなど。
配線の都合をいろいろ調整。
そんな感じで。
サクッと。
つづく。
目的の基板はできたので、見積もりを取ろう。
今回は基板屋の話で終わりそうだ。
最近、私の周りで、PCBCARTで製造した基板の不出来でトラブってる人が結構居る。
いづれも100枚かそれ以上のオーダーを掛けてる。製造ルールも甘い。
それとは反対に、JETPCBにはかなりの期待が寄せられている。
これまでは、せいぜい私のこのページしか、検索結果に引っかからないような知名度だったが
はんだづけカフェでのプレゼン(?)とTwitter上での情報提供、あとは、有力な個人とのつながり等、
いろんなことがあって、最近かなり、Hotになってきている。
あと、日本語でメールできる点も、かなりポイントが高い。
そんな感じで、PCBCARTの淘汰が始まってるので、今回は迷うことなくJETPCBで見積もり。
FR4 両面板 0.8mm厚 両面シルク 金フラッシュ仕上げ レジスト:赤 10枚
74mm x 44mm 17386(20019)
相変わらず安い。というか、あまり寸法は関係ない気もしてきたが。。。
いつもの事ながら、これを何面付けしたら、値段が変わるか、ちょっと試してみる。
74mm x 88mm 17898(20531)
148mm x 88mm 18924(21557)
つまり、4面付けしても原価としては20000円を超えない。
とはいえ、こんな基板を4面付けしても面白みは無いだろう。
で、あれば。
何かネタを作ろう。
じゃあ、あとどのくらい遊べるか。
だいたい、21000円を超えないくらいまでなら出せることにして・・・
(74mm + 0.5mm + 30mm) x (44mm + 0.5mm + 44mm)
この辺が限界のようだ。
104mm x 88.5mm 18329(20962)
当然V-CUTの値段が入ってくるので実際の額はもうちょっと上がるんだけど。
わかったことは
74mm x 44mm 2面
30mm x 44mm 2面
そのうち74mm x 44mm 1面は、埋まった。
まだまだ遊べる。
何か考えよう。
ほんと、長丁場だな。
配置を確定したら、サクッと引いてしまう。
とはいえ、かなり時間が開いてしまったが。
今回は2層基板で0.8mm厚。
電源の引き回しが面倒。
どちらの面にGNDを通すかで、基板のデキは変わってくる。
このくらいの規模なら、引きなおしても余り痛くは無いから、納得いくまでベタの貼りなおし。
ここが適正なら、基板はかなりステキになる。
2層基板の難しいところは、まさに電源ライン。
信号線に気をとられていると、全く通らなくなる。
かといって、線で引き回すわけでもない。
できるだけ、ベタでつないでしまう。
そのためにも、配線の縦横ルールというのは、大事。
厳格に運用する部分と、臨機応変にルールを変える部分がある。
この考えを自分の中で理解できるまで、かなりかかった。
最近、2層基板がそこそこ引けるようになった気がする。
あまり、苦にならない。
そんなことを考えながら、配線終わり。
あとは、基板の見積もりかな。
まあ、今回に限っては、かなりの時間を使って試作とプログラムの用意をしてきたので
残ってる作業は実質、基板化だけなんだよね~
なので、軽く配置。
長方形じゃ収まらないとの結論になり、多少なりとも使える場所は使おうとのとこで
基板を拡張。
この絵は、ジョグを使う予定だったころのだけど。
この配置だとかなり線がイビツになる。
どうにも、ステキにならない。
こういうときには、思い切った転換が必要。
結局、MicroSDを横向き、ステレオジャックをLCDの正面向かって上へ、
CPUを下、VS1011eをLCDの裏へ移動。
ここまでやると、かなり線の通りが違う。
まあ、今回は電源回路がまったくないので、その辺のケアが必要ない分
部品点数的には楽。
そんな感じで、配置を完了。
大まかな基板サイズが決まってしまったので、ある意味これに収まるように
部品選定をしなくてはならない。
CPUは、とりあえずATmega128でいいだろう。
この時点では、XMEGA-A4は手元になく、実験も済んでいなかったので、
いつものCPUで試作から。
今回は珍しく、ちゃんと試作するんですね・・・
・・・どっちらかというと、ハードよりソフトの検証用ですけどね。
試作でソースコードの実績を積んで、最終的には、XMEGA-A4に変更。
ピン数が64ピンから44ピンに変更、それに伴い占有面積も多少軽減。
ちなみに、XMEGAxxA4のxx部分はROM容量が入ります。A4はシリーズ名。
今回、入手の都合で32KByteのものになったけど、本当は最低でも64KByte欲しかった。
とはいえ、完全ピン互換なので、A4シリーズの中ならいつでも変えられる。
MP3のデコーダは、VS1053を選定。
データシートもろくに読まずに、3.3V単独でいけるつもりで考えていた・・・・が。
後に焼損するに至り(笑 VS1011eに変更。
LCDはZY-FGD1442701V1 を選定。
厚さ2.8mm、単電源駆動、そこそこの解像度と言うことなし。
これも一応、試作してみる。
その他、LCDのバックライト用にTPS2051Bを追加。
データを入れるメディアとしてMicroSD、電源制御に一応、TPS2051Bを入れるいつもの構成。
今回はカード検出のロジックを変えて、挿入されるとLowレベルになるよう変更。
今までの回路がある意味おかしい(ぉぃ
あとは・・・
イヤホンジャックだけ、どうしても高さが5mm必要。
どこ探しても、これ以下のものが見つからない。
というのも、標準のΦ3.2にこだわってるから。
これを諦めれば、確かにすっきりするかな。
電源回路を積まないので、本当は入り口に大き目のコンデンサがあったほうがいいんだけど
省いたことぐらいか(笑
載せようと思ってたALPSのジョグスイッチも、場所の都合で最終的にただのPUSHスイッチに置き換わったし。
そんな感じ。
なーんだ。
12月以降にやってることって、全部これのための実験じゃないか!
最終的な回路がまとまったのは確かに6月入ってからなんだけどね。
構想から半年だよ。
かなり、長丁場だね。
つづく
まずは、採寸して基板形状の検討。
いままでの工作で、入れ物を意識したものって全く無いんだよね。
だから、ついこの間までノギスなんてもってなかったし。
内部の、まとまった空間として使えるのは 66mm x 38mm ぐらい。
高さは4.3mm~4.5mm。
次に、機能。
つーか、何作るんだ?
Friskに対抗して、同じMP3プレーヤーか。
まあ、そんなもんだな。
それだけじゃ面白くないので、LCDでも付けるか。
厚みはないけど平面の面積なら負けないからな。
そのぐらいの場所は捻出できるでしょ。
回路構成は次で書くとして。
LCDの厚みが4mm以下のものを選定できそうなので
おそらく、この高さだと、基板厚は1mm以下にするしかないな。
0.8mmなら大体どこでもできるけど0.6mmにすると、作れる業者が限られる。
まあ、仕方あるまい。
と、いうわけで。つづく。
去年のMakeTokyoMeeting:MTM04 の時には、
FriskのケースでMP3プレイヤーを作るのが一部で流行していたようでした。
それを見て、今更Friskサイズで追っかけても仕方が無い。
実際、後追いでOpenOCDのデバッガを作ってみたけど
結構広いのね、Friskのケースって。
高さ制限もゆるいし、寸法的にも、結構詰め込める。
4層にすればもっと複雑な回路でもいけそうな気がした。
でも、おもしろくないよね。他と同じだし。
えー、だったら他に使えそうなケース・・・
・・・・Mintiaか・・・・!!
これは・・・薄い!
まず空間狭すぎ。
おそらく内側は高さ4.5mm以下だ。
あと形状も。
強度確保のためと菓子の取り出し口の関係で内部を正方形で考えると結構狭い。
いいねー。
誰もこんなことしないよな、きっと。
やってみようかねー
そう思っていろいろ検討し始めたのは、まさに去年の12月。
タイトルだけ付けて、長らくほったらかされてた(汗
何書くのか思い出せない(ぉ
ああ、タッチパネルの話な。
ADS7843から逐次・・・任意のタイミングで・・・データを拾って
それを元に、画面上に何か出してみる。
横着して盲目デバック。
シリアル通信なしで、SPIから読んだ値が正しいものとして扱う。
抵抗膜式だけあって、手ではなかなか反応しないので、NintendoDSのタッチペンで
つついてみる。
簡単に、ペンの軌道にドットを打つだけのプログラム。
最初は値の増減が画面上のどの方向への変化かを見極めるところから。
後はそれを座標系にマッピングする。
出てくる値は10bitのA/D値でしかないので、それが画面上のどの辺か、ってのは
実はアバウトな話。それを値も見ずに調整しろってのはかなり無理な話だ。
結局朝の3時過ぎまでつついて何とか納得いく結果になったので、とりあえず投了。
もう疲れた(ゐ
これで一通り、やろうと思ってた実験は終わり。
いつものごとく、まとまったソースコードにはなってないけど、
それでも必要になったら思い出しながらまとめればいい。
XMEGAは結局、AVRと変わらない。速度的に速く感じることもなかったし。
周辺機能はかなり、洗練されているので使いやすいMPUになりつつある。
そんな感じ。