部品は多分揃ってるので、とにかく1枚は実装しないとね~。
回路的な問題は一応直してあるけど
フットプリントのキワドさは相変わらず・・・今回はベタベタにベタ張ってない分マシかぁ・・・。
電源ICはいつもどおりキツいし、トランジスタはピッタリだし(T_T)
今回きつかったのは、発振器のランドが思ったよりギリギリだったこと。
前と変わってないんだけど・・・向き変えただけでこうも違うのか!?
電源入れても発振してなかったので何度か半田付けなおし。
FPGAも無事に書けて、電源投入もうまく動いてるし。
バックライトも確かに明るさが変化してるのを確認。
とりあえず、基板としては動いている模様。
あとは・・・・RTLをどこまでマジメに書けるか、ですな(・、・
データ受理後、5日目で出荷になり、無事届きました。
作業の経過をみていると土曜、日曜と稼動したあと、残りの工程(概観検査と梱包/発送)まで2日寝かされて
やっとのことで出荷。
この2日間は一体なんだったんだろう(笑)
箱を開けたら
なぜか10枚のパッキングと1枚のパッキングに分かれてて、計11枚届いたけど、これは一体なんなのかは不明(笑)
デキとしては、問題ないレベル。
シルクやレジストは、海外製ということでご多分に漏れず、実はズレてる。
ただ、QFPのランド間にレジストが残っているのは感心したよ。
PCBCARTはさっくり削られてたからね。
今回は、台湾にあるJETPCBという基板屋さんに発注してみる。
Webを検索してても全く使用報告があがってないようなので、もしかして人柱?
6月に台北へ行ったときに、COMPUTEX TAIPEI2009で見つけた基板屋さん。
その場には日本語対応できるスタッフは居なかったが、メールは日本語対応するとの話だったので
とりあえず、Webのページを確認。
テスト中とは書いてあるが、日本語のページもあり、P板さながらの自動見積もりシステムが備えられてる。
値段は・・・紙資料をもらった限りではそんなに安くは感じなかったんだけど
自動見積もりがちゃんと日本円で計算してくれるのでいろいろ試すと
PCBCART程度には安いことが分かった。
というか、PCBCARTが最近高く感じる・・・為替レートに影響するのもあるが。
もちろん、P版よりも安い。
PCBCARTは英語対応なのを考えれば、(日本語がどの程度かにもよるけど)日本語対応できるのは
かなりメリット。
だって、「日本語対応してくれる分、P版の方がいい」という言い訳が通用しなくなるもの。
どちらにしろ中国や韓国で作ってるんだから、質は同程度か専業の分いい可能性もあるしね。
とりあえず、ユーザー登録してみよ~とやったら、自動で送られてくるはずのIDとパスワードが
一向に流れてこない。
問い合わせメールを一応英語で書いて流すと、日本語でちゃんと返ってきた(!)
登録したのにログインに必要な情報が送られてこない旨、スクリーンショット付で送ると
「JETPCB-JPの登録システムにバグあるようで
今のところ、ユーザーIDとパスワードが発行できません。」
なので、しばらく待ってくれと。
数日後、IDとパスワードを貰い、本格的に打ち合わせ開始。
当初は、ユニバーサル基板を安く作ろうと思って話をしてたのだが
面積に対して値段の上がり方が結構緩やかなのに気がついて
「もしかして、これとくっつけても値段変わらないんじゃない?」ってことになって
2回もイニシャル払うのはもったいないから、くっつけちゃえってことで
今回は異種2面付ということに。
いざ発注となって、手順や値段の確認でメールをかなりやり取りしたけど、日本語は
ぜんぜん問題ないですね。
まあ、システム的に固まってない部分があるみたいでやり取りは増えたけど
レスポンスも早いし、対応はいい。
あとは、どの程度までデータを確認してくれるのか、だね。
データに問題がなかったからかもしれないけど、4層版を出してみないと真価は発揮されないかも。
と、いうことで。発注~
とりあえず、基板を引いてみる。
実は、回路図、基板共に第2版だったりする。
第1版のミスはほぼ潰した・・・ハズだが、あまり自信はない(笑
今回は、4層で引いちゃえ~と思ってたのだが
やっぱり引けることを分かってると・・・引いちゃうんだな(笑
裏面のベタ分割も、電源が弱くなるのが分かるから、あまりやりたくなかったんだけど
やってみたらうまくできたので本人的には気に入ってたりする。
前回は500mAぐらいしか取れない電源ICでFPGAを駆動してたら
ICがあっちっちになって、ちょっと怖かったので
いつもの定番に変えてみた。
その分コストに跳ね返ってるけど(笑
その他、練りこみ不足なところはいくつかあるんだけど
TPの類を追加できたし。
バックライトの動作確認はとれてるし。
ただ、LCDの表示が淡くしか出てなかったのは気になる・・・
と、いうわけで。
経緯をづらづら~っと書いてみると。
FPGAはXilinxのSpartan3ANから144ピンのQFPを選定。
まあ、目的としては「使ってみる」ってことね。
選択肢としては、QFPはこのグレードのこの型番しか存在しないので
仕方がないのですわ。外付けのコンフィグROMがいらないってのは
かなりのメリット。
とはいえ、ピン数を数えていくと・・・足りないわけで。
真っ先に妥協するのは、RGB24bitカラーを諦める。
フレームバッファ(VRAM)は16bit幅のSRAM(4Mbit)なので
どちらにしろフルカラーは無理。
RGB各5bit程度の16bitカラーが精一杯。
まあ、下位数bitなんて、あってもなくても分からないだろうし(笑
バックライトは、中に入ってるLEDの構成による。
情報を信じるとすれば、NESW008Bが7つ入ってるらしい。
電圧が29.4V必要で、各LEDに20mA流す。
とりあえず、皆ここの30V近い電圧をどうするかで悩むらしいが
PSPのアノ筐体で点灯するんだから、何かしらのICが存在してもおかしくない。
コッククロフトなんて組んでる場合じゃないでしょ。
そもそも、LEDは電流駆動するものだしね。
探せば出てくる。バックライト用のLED駆動IC。
運良くdigi-keyで手に入るようなのを探し出せばいいわけで。
で、見つけたのが東芝製のTB62752AFUG。
7灯直列用の、今回の用途まったくそのものな仕様。
後はこいつの要求するコイルとダイオードを選定するだけ。
あ、バックライトの明るさは何段階かに変えたいので
電流制限抵抗を3本パラで内2本をFPGAからON/OFF制御する構成。
あとは。
電源をいろいろ要求されるんだけど。
電流値等を考えると、5Vなんてチャージポンプで昇圧させりゃいいや、ぐらいの話。
2.5Vは、面倒なので(笑)最大値で許される3.3Vを新たに作る(・・・?)
それとは別に、FPGAが1.2Vと3.3Vを要求するわけで。
投入順序を含めて考えると、
1.2V→3.3V→LCD用2.5V→LCD用5V
単純にやるなら、FETでスイッチすりゃいいじゃんって言われるけど
全部イネーブル端子付の専用IC使う辺りが・・・チキン(笑
かなり前、某店店長曰く「PSPの互換液晶」を仕入れてきたというので
1枚買ってみた。
とはいえ、巷で言われるLQ043何とか、とは型番が違ってるんだよね(笑
まあ、売る際には店長が全品、PSPに挿して動作確認してるっていうから大丈夫なんだろうってことで
そのLQ043なんたらのデータシートとWeb上の情報を頼りに進めることに。
とりあえず、制御の本体は何かFPGAで書くとして、それ以外の周辺を埋めなきゃね~ってことで
そりゃぁもう、その辺の付け焼刃な回路ではなく、ちゃんとしたLEDバックライト用ドライバとか
3.3V→5V昇圧ICとか、電源投入順序からLEDの輝度制御まで
やるべきことはちゃーんとやってみようぜってことで、練りに練って回路図引いたのって
実は・・・・かなり前?
面実装品ばっかりなので、基板を起こすことにして
・・・・長らく放置されたのですが
このたび諸般の事情で
そろそろ基板化しないとね~ってことになりまして。
台湾で見つけた基板屋さんを試しに使ってみたいので、かる~く2層版で。
実装屋から基板が上がってきた。
土曜日着になるとのことなので、自宅へ発送してもらう。
クロネコで午前中の指定にしても正午辺りにならないとこないのが分かってたので
待ちきれず(笑)その辺を捜索。
とはいえ、これがこないと出かけることも出来ないので、実は重要なことだったり。
デキはやはり、サスガとしか言いようがない。
いい仕事してますよ。プロですからね。
とりあえず、実装枚数3枚ですが、1枚は巻き込まれた出資者へ(笑
今回の基板は、個人の趣味としては
かなり贅を尽くしたものに。
実装屋さんも協力してくれたのもありますし
まあ、出資者(笑)がいたのが一番大きいですが。
一人ではとても、実装イニシャルまで出す気にはならないっすよ。
とはいえ、とりあえず。
ミスはあるにしても、回路屋としてのゴールはこんな感じですかね。
もちろん、通電して火を噴かない前提で。
基板が来たので、まずはデカイQFPやSOPを実装。
とりあえず、W5300のマクロがデカ過ぎたみたい。
それ以外はおおむね大丈夫。
今回は、仕事で使ってる実装屋さんにお願いすることにしている。
・・・お互い「仕事がない」状態だったので「趣味の基板の実装、頼める?」ってことで振ってみた。
メタルマスクを簡易版にしてくれたり、チップ部品がほぼサービスだったり
多少、値段的にも特値になりつついろんな事に手加減してもらいながら(?)
「じゃあ、よろしく!」ってことに。
実装屋で頼むのは3枚。
1枚は自力で手実装を試みる。
というのは、部品の都合で実装が動けるのはゴールデンウィーク明けにずれ込んだから。
まあ、出来上がった基板を見て「・・・・・」な部分がいくつか見受けられたので
その事前チェック等々。
ここで分かったことをフィードバックしておけば、対応はしてくれるだろうと。
とはいえ、手実装が終わったとしても、書き込み機がないので
動作確認のしようがないんだけどね・・・。
PCBCARTから「チェックが間に合わなくて出荷遅れます。てへっ」とメールが来て
出荷が火曜になってしまい、翌29日は日本が祝日のためDHLが配送をしない。
受け取りが結局30日、平日昼間に基板が届くことになった。
まあ、今回は会社の住所を最初から指定してあったので問題なかったけど。
毎度の事ながらPCBCARTの質は問題ないし、かなり良く出来てる。
ただ、設計が・・・キワドイ線の引き方してる(笑
今回なんか、ビアの位置がチップ部品の裏側で
なおかつランドに結構近い部分があったり
ビアが横一列に並ぶのも本来はよろしくない。
内層も分断されるし、製造精度によってはショートする可能性もある。
ついでにそれが部品の腹の下で、ランドに近いっていう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最悪だなぁ(笑
心配なので、とりあえず家帰って速攻で手実装開始。
というのは、当初の計画通りなんだけど
今回は、仕事で使ってる実装屋さんにお願いすることにしているので
それよりも早く、動作することを確認しないと。
と、いう感じで。
いろんなことを諦めつつも、2ヶ月ほど寝かせた上
やっとのことでPCBCARTに出稿。
2ヶ月も寝かせていた間、AVR32を使うにあたり、書き込み装置をどうするか
これまた、いろんな情報を漁って決めかねていました。
ATMELはJTAGICEmkIIかAVROneが必要だと言い張るのですが
値段を調べると、ふざけるなってくらいの値段設定なわけですよ。
たかだかJTAGのライタに3万も出すかってハナシ。
ただ、まあ、その辺はFPGAとかと違うところで、存分にサードパーティが
互換機を出しやすいように資料がほぼ全部公開されているわけです。
調べていくと、1万5千円の互換機が一番よいみたいだというのが
分かったのですが・・・それはJTAGICEmkII互換という意味であって
AVR32で実績があるという話ではないようで。
それすらも躊躇して、よくよく調べると
AVRDRAGONという6000円強のライタ基板?が互換機能をもっていて
実際に実績がある様子。
こいつなら・・・たとえ動かなくてもあまり痛くないかな。
基板むき出しだけど(笑
まあ、最終的には「なんとかなるさ!」ってことで
とりあえずAVRDRAGONで試して、だめなら互換機買おうってことに。
やっぱりここでも「諦めて」(笑
先へ進むことに。