まあ、何も言わなくても観にいきますけど。
初日のうちに行きたいとおもって画策してたんですが、結局新宿は行動可能時間内がすべて埋まってしまったので
ごく近場の川口のMovixへ行ってみました。
10年以上住んでても地元の映画館は初めてでしたが。
だ埼玉珍都心のMovixもそうですが、客が少ないですなwww来場者特典があるような映画はかなり穴場になるんじゃないかしら。
で、初日に観て来ましたとも。
あの難解な物語を一度で理解しろというのもなかなか厳しい。
お話としては分かる気がするし、おもしろいと思うのですよ。
ほむらの声色があからさまに変わっていく感じなんかは、ほむら自身の心が忘れていた何かを思い出す様子なわけで。
前半はほのぼのと魔法少女たちが協力しながら戦う夢のような世界、しかし何かがおかしいと気づくほむら。
その問いを杏子にぶつけ、何かが起きてることを確信。
「わたしはこの手口を知っている」
彼女が知る世界では敵だったはずで今はマミのそばに居る ベベ をまず疑う。
それを発端にマミとの衝突。そこでマミ自身が「何かを忘れている」ことに気づく。
「魔女なんて知らないわ。魔法少女の敵は魔獣。・・・」
同時に。マミとの戦闘の場から連れ出してくれたのが さやか。
彼女は ほむらの記憶をも超越し、この世界で何が起きてるかのすべてを知る存在。
そしてまどかと話をした時、ふと、すべてを悟るほむら。
「こんな簡単なことに気づかなかった」
そして明かされる真実。
後半は説明的な描写になり、かなり単調な絵が続く。
あの結末に至る過程は、一度では追いきれない。
今ここまで書いたのは、たぶんすでに2回観てるからかも。
MakeFaireTokyo2013が無事終了したようです(?)
今年は一日目に観に行って夜は酒を呑んで帰ってくるだけでしたがw
結局、知ってる人の顔を観にいくイベントなわけです。
っていうか、それが本来の趣旨なんですけど・・・
ここ数年、参加者側に居たのもあって、こんな私でも覚えていてくださる方々がいるのは
大変ありがたいことであります。
写真の類はまったく撮ってきてないのでアレですが
今年はとうとう、LED時計に後進が現れたようでww
@carcon999さんの『カラフルクロック』を見てきました。
ブースが忙しそうであんまり話は出来なかったのですが。
フルカラーLEDを並べるというのと、色加減をちゃんと制御されてるのは、やはり凄いなと思います。
次はキット化したいとおっしゃっていたので期待して待ちます。
他にもいろいろあったのですが@Silriumさんのところで
「とうとう我々も旧世代ですな」などと余計なことを話したり、まあ行っただけの収穫はありました。
そんな中でダントツなのは @Hatris さんのコレでしたね。これはやらかしてくれました(褒め言葉)
写真は撮ってないので、@strv氏の>この写真をリンクしときますw
(撮影:@strv氏 出演:@ienaga045氏 両氏から許可済み)
はとさんは周りにまったく露出せずに突然出してくるのでインパクトがハンパないですw
そんなわけで。
今年の予定はすべて完了しましたw
ここ数年は、この時期に「Make:」という雑誌がらみのイベントがあるのですが、
去年からMakeFaireTokyoとなり、場所も日本科学未来館で行われるようになりました。
去年は一応、参加したのですが、まあなんとも狭いなかにいつもどおり詰め込んだのと開場時間が短い、
他の階への導線が弱い、有料イベントとして一般化してしまったりと大きく実施形態がかわりました。
今年はさらに、参加者を審査で決めるとかなんとかで・・・
私はその時点で意味を見出せなくなったので不参加を決めました。
まあ、今年は何も作っていなかったのもありましたが。
その当落の結果をみると、過去のMakeTokyoMeetingで目立っていた大モノを扱っていた方たちが選外となるなど
案の定、何らかの意図を感じずには居られない参加者の顔ぶれとなりました。
フロアーマップも未来館1階はスポンサーと販売希望で申請をしたブースが集まる、本来メインであるはずの
参加者は手芸関係は7階、電子工作関係はTIME24ビルへ隔離状態となりました。
昨今の「メーカーブーム」やら3Dプリンタやらのよく分からないブームに絡みたい企業たちがこぞって
スポンサーに名前を並べ、そして一番のメイン会場を埋め尽くすように配置されていました。
要するに、「カネを出してるんだから一番いい場所でプレゼンさせろ」と言ったところでしょうか。
おかげで、昔からの参加者、手弁当で出ている者たちが他のビルやフロアへ押し出されていました。
これって元々の「Make:」という雑誌が提供していたミーティングの場の趣旨とは違う気がするんですがね。
当然、運営側としても、大きなチャレンジだったと思います。
元々少ない人数で本業とは別にイベントの開催の仕込みをしているのも知っています。
その点については最大限の理解を示し、賛辞を惜しみません。
そういう点については参加者側も理解してたし、だからこそ参加者全員で作る手作り感のあるイベントだったはずなのに。
去年から大きく商業ベースでの収益を求めるようになってきました。
場所が無償ではないのである程度はしかたがないのですが。
ちょっと、無関係な「メーカーブーム」とやらに引っ張られすぎてませんかね?
外からいい加減に分析して好き勝手なこと言うのは簡単ですけど、それにしても
もう少し冷静に、たとえ周りで騒がれても粛々と「同じ趣味を持つ人たちが集まるための場」として存在してほしかった。
一般化してしまったら、それはもうお客さんのためのイベントになってしまう。それが一番の懸念事項。
来年はまた、先着だとか抽選だとか漏れ聞こえてきていますが。
期待しつつ見守りますし、
粛々と趣味は趣味で積み上げていきたいと思います。
とある事情で、7月にBD-HDDレコーダを買いまして。
以降、適当に何本か深夜系のアニメを毎週録画しているのですが
それがまた、なんつーかいろいろ面白いというか。
おもってたよりもしっかり作ってる感じがして驚いてるのもあって
ガッツリと消化してるおかげでかなり時間を持ってかれています。
まあ、一時期はかなりヒドイ(話としても、作画としても、商業的手法にも)という話を聞いていて
そもそも深夜帯なんか起きててテレビなんか観てられないので
別に興味もなかったのですが。
そりゃ、テレビ東京が入らない日本海側から東京に出てきたときは
テレビとビデオデッキ買って同日に秋葉原と阿佐ヶ谷を2往復してでも揃えて
さあアニメ観る生活ーとかおもってたが結局何も観ない撮らないそもそも部屋にいないという生活が続いて
気がついたら10数年経っててですね(ry
まあ、叔父の形見でテレビもらってきたのもあって、そろそろ環境が整って
実際時間的にも安定してきたので
・・・・・観始めたらどっぷりだったりして。
まあ、ずいぶんな時間ドロボーって感じですわ・・・・
事前情報はほとんどなく、ただ名前だけで観にいってきた。
お話的には単調な域を出ない。
淡々と起承転結をたどってる感じ。
「ピクサー、なんでつくったし」みたいな感想が見てる最中に出てくるぐらい。
笑えるところ?まったくないね。
どうしたものやらって気分で帰ってきた・・・
エンディングにNGシーンをいれるぐらいの余裕もなかったのかと(違
2年ぶりのジブリ映画。
本題に入る前に、今夏の映画公開は宮崎駿と高畑勲の2枚看板、同時公開予定だった件について。
高畑監督はまあ、いつもどおり公開に間に合いませんごめんなさいって数ヶ月前に言ってるので放っとくとして。
ハヤオ的にはそろそろ自分のタブーとしていた領域までも削ってやらねば作品にならないところに来てる気がします。
彼個人の発言については一部で問題視する向きもあるようですが、今回の映画にはそんな思想微塵も出てこない。
さて。
いつものとおり、映画タイトルと設定や雰囲気だけを借りて中身はまったく別物。
「堀越次郎と堀辰雄に捧ぐ」とはいえ、伝記にもなんにもなりませんし、史実だけを追ったものでもない。
常に、フレームの中心は主人公の「次郎」という、これは非常に地味に、設計者の横顔を描いている。
描き方はかなり考えられていて、「あくまでも飛行機設計者としての次郎」を描くことを徹底している。
これはパンフに載ってた企画趣意からも明らかで、それをブレずに貫く、やはりハヤオはプロだし、
評価される理由だとおもう。
基点は少年の夢「美しい飛行機を造りたい」という部分。イタリアの設計者と夢の中を共有し、みちびきを得るシーンが
何箇所か入る。
「空を飛ぶという夢は、呪われた夢でもある」と、憧れだけを肯定するのではなく、その裏に存在する闇を示唆する。
これをきちんと示唆する大人・先輩というものは大事である。
まあ、この少年の場合、時代背景的に闇の部分しかなかったわけですが。
それがゆへに、場面場面の切り替わりが早く、淡々と進んだ印象。
幼少から青年期、就職して仕事を始めるまでの進み方がかなりテンポよく、ともすれば置いていかれてしまうぐらい。
以降はなんとなく、明確な成功・失敗を語られることなく進む。
それどころか、日本という国がおかれている状況の説明すらない。
確かに軍需産業だが、それを表立って描くことはされない。
それはいくらなんでも、子供向け映画にはふさわしくはないだろう。
そして、大人はついていけても、こどもには分からない描写はいくつも出てくる。
結婚式や初夜のシーンなど、こともには分かるわけもない。
ただ、それを今回は思い切って善しとする判断のもと、この映画は作られているとすれば。
狙い通りのところへ落ちついたと言える。
最近の猫カフェは、結局猫が遊んでくれないので、ほとんど本を読みに行ってるようなものなのですが、
ぅれいの、「魔法少女まどか・マギカ」に関連した本を何冊か読破してみました。
原作のコミックも、スピンオフ作品も。
原作はいいとして、スピンオフ作品がすでに何作かでてる。
まあ、そのうちの2作品を読破してきたんですが。
お話の造りから、一定の仕組みが見えた気がしました。
トリガーは既に居るベテラン魔法少女マミor杏子
そこへ新キャラの魔法少女を絡ませる。
さやか 自体が 魔法少女になるかならないかは、問わない。
ほむら は まどか を守るという名目で さやか、マミ、杏子に介入してくる。
ポイントは ほむら の設定。
彼女にとってはいくつも見てきた時間軸の中のひとつでしかない、という視点。
どんな結末になっても、それは ほむら にとっての 平行世界の中のひとつ の 現象 でしかない。
この設定のおかげで、本編に影響のでない、アナザーワールドが幾らでも生み出せる。
原作の、この設定は実にうまく機能している。この点がこの物語の凄いところであり、面白いところでもある。
この先、うまく運用すれば、いくらでもお話が作れるこのフレームワークは、
まさに エコシステム。
そんな気がしました。
ぐだぐだなシリーズの第3回。
かなりの勢いで、TV版からも旧版映画からも離れていく。
もう、どうなってんだかさっぱりわからん。
いきなり14年の歳月が流れて(以下略 とか。マジかよ。
公開日の前週と前日で、日本テレビ系の金曜ロードSHOW!で
まさかの新版映画がオンエアー。テレ東どこ行ったおい!
EVA祭りとか言って午前0時から公開で煽るだけ煽って
出てきたのがこれっぽっちですかっっっ
3年掛けてこれっぽっち。
3週間前までワイヤーフレームのピアノ動画ながしといて、
出てきたのがたったこれだけ。
あの終わりかただと、もう残りはとっくに出来上がっててしかるべきなんだがな。
公開して、数字を見て、どのくらい時間おけばまた煽れるか見極める気なんだろ?
まったくバカにされたものだ。
TV版本編やってる最中、「ガイナックスは素人集団だ」とまことしやかに囁かれてたのだが、
素人なのは監督/総監督である庵野だろ。
そもそも、話の結末も決めずに行き当たりばったりで作らせて、まともなものができると思ってるのか??
TV版のときにそれやってあの結末、それで25話/26話作り直すカタチで旧版の映画だったわけで。
監督ならちゃんと落とし処ぐらい決めとけっつーの。
だいたい、なんでこれっぽっちの映画に監督が3人もクレジットされてるのかね。
この人たち、何か仕事したの??
話の内容よりも、商業化し腐ったコイツラを問い質したいわ。
パンフ買ったら、広告だけの冊子が挟んであった。
どんだけ金儲けに走る気だ・・・
少なくとも、1回目は公開翌日に観にいったけど、あまりの酷さに脱力しまくったわ。
楽しみにしてる人がいるだろうから、Twitterであまりこき下ろすようなことは言わなかったけど
1週間以上経ったら容赦しない。
価値どころか無意味。単なる時間稼ぎ。
一応、2回は観にいくけど、3回行ったら商業的に甘やかしすぎだわ。
よもや3周目までするとは、自分でも思ってなかったわ(笑
あまりにもモヤモヤしてたので、よっぽどTV版のDVDでも借りてこようかと思ったが
映画の日があったのでついでに3周目に突入。
劇中の曲を動画サイトで漁って、ついでにCDを探しにAmazon行ったが最後、
翌日に後編エンディング「ひかりふる」が発売。
当然のように、黙って買いに行ったわ・・・w
ついでに「ルミナス」「コネクト」「Magia[quattro]」も買ってきた。
詞を読み砕いていけばいくほど
「ルミナス」「コネクト」「Magia[quattro]」は
お話の内容をかなり深く理解していないと書けない詩だ。
これはこれですばらしい。
この詩が意味するところを知った上で、映像として確認しておく。
これが3周目の目的。
わたしも、よほどのことがないと劇中歌とか覚えてもいないし、ましてやCD買うとか
そんなとこまで引きずらないんだけど、今回は3周したうえにCDまで買い揃えたよ、めずらしく。
なんつーか。。。この衝撃はMATRIXのとき以来だな。。。
好き嫌いじゃなく、歴史的な価値がある。何かを変えたわ。
たぶん映画のDVD出たら黙って買ってる気がする。
別にテレビ版なんかいらないし、下手なグッズを買い漁る気もない。
ただ、手元に置いておきたい、そう思えるものしか買わないことにしてるから。
それに値するという評価。
ここ数年で一番だね。コクリコ坂よりもいい。
エンターテイメントとしては、かなり楽しめた。
そんな感じ。
まあ、そういうことだ(何
2回目は同日に続けて2本観るという暴挙に。
その前にパンフ買って情報収集。
前・後編揃わなかったので1周目には買わなかったので。
脚本が1年掛けて書かれたことや、それを映像化するために一気に作業せず間があいていること、
映画化でほぼすべて書き直してるとか、どうりで濃密になるわけだ。
そういう時間的コストを掛けられる番組や映画ってなかなか無い。
それだけの時間をダレることなくモチベーションを維持しながら指示を出し続けられる監督も凄いし、
それに応えるスタッフもすばらしいと思う。
劇中の曲は、1周目はかなり大音量で音が割れてたのでまともに聴けなかったが
今回はなんとか聴き取れる程度には慣れてきた。
オープニングの「ルミナス」、劇中に流れる「コネクト」、前編エンディングの「Magia[quattro]」。
一つ一つの歌詞を噛み砕くほどの時間はないが、それなりに耳に残る。
当然帰ってから調べるんだけどさ・・・
その辺はまた次に書くけど。
2周目は1周目に取り残した情報が無いかを確認する。
結末を知ってからもう一度見直すという意味。
何度か観てると、やっぱりそのセリフや表情、行動の意味って、後々までつながってるんだってわかる。
TV本編からどれほどの情報が削られたのかはわかっていないので余り変なことは書けないのだが。
私の好きな「何かテーマがあって示唆したい思想がある」というものでもない。
何かを感じ取るというよりも、完全なエンターテイメントとして楽しむべき映画。
だからあまり穿り返すようなことを言わずに、純粋に楽しめた。
そういう映画でした。