2層基板のネタが4つほどたまったので、こいつを何とか1面に面付けできないかといろいろ検討して
PCBCARTへ出稿。
OpenOCD用ツールと、MicroSD,FT232RL、あとは・・・ユニバーサル基板の改版。
一応、無理の無い(?)V-CUTとルーターの配置でなんとかうまく行くレイアウトを。
結構無駄が出るけど、それはまあ、目をつぶろう。
最後まで、JETPCBとPCBCARTのどっちに出すかは悩みました。
JETPCBなら何の問題もなくできることはわかってるのですが、
ルーターが2000円、V-CUTが2000円、
税金の立替手数料が数百円、と
実際に自動見積もり外で掛かる金額を踏まえたうえでさらにリピートのことを考えると
多少面倒でもPCBCARTへ出すのがいいという判断だったのですが。。。
案の定、詰まりました(ぐはぁ
V-CUTがどうのこうのと言ってきたので、
V-CUT用にあけた0.5mmじゃ足りないのか?とか、もしかして必要ないのか?とか
やりとりしたら、結局は
「V-CUTの溝幅は実際には0.25mmより大きくなったり小さくなったりするけどいいか?」という確認だったらしい。
・・・・・要するに、精度が出ないけどいいか、ってこと・・・なのかな。
まあ、精度は気にするけど、とりあえずそれでいいよ、でも努力はしてね、って返しておいた。
あと、PCBCARTの面付けの数え方がわからなくて。
この場合、パネライズの金額が取られるのか、それとも1枚として扱ってくれるのか。
今のところ追加請求は来てない。
一応、無事スケジューリングまで済んで、予定では1月8日出荷になってる。
とりあえず、この程度で済んだのは無事だった部類で
今までなんて、よくわからないことで1週間ぐらい潰れてたからね。
まあ、こちらのデータもよくないけど、gmailでやってたら、届いたり届かなかったりしてたみたいで。
今回は、メインのメールアドレスに変えたからかなりスムーズに事は運んだ。
JETPCBが、ぜめて税金立替手数料がなければなぁ。。。
あとは、PCBCARTの精度に期待するして待つしかないかな。
FTDIのFT232RLを使ってUSB経由でマイコンとシリアル通信をしようとすると
基板に乗せるか、簡単に済ませるなら秋月か何かでモジュールを買ってくるしかないのですが。
変換基板以上の機能なんか載ってないのに、
ソレを使うためにユニバーサル基板が他に必要になるっていうのは
どうにも納得いかない気がしてきた。
なんでTX,RX,GNDが並んでてそこにコネクタ付ければ使えるようなものがないんだろう。
いつもは、ユニバーサル基板にMAX232を乗せてしまうのだが
今回はちょっと場所がないので
なんか他の方法を・・・なんてやってたら。
勢い余って、基板引いちゃいました(てへっ
というか、気の長い話になってしまった(笑
とりあえず、某氏の進言どおり、電源端子追加で4ピン仕様に。
マイコン側の電源レベルが5Vでも使えるように、レベルシフタを入れてある。
USBのGNDがどうにもつながらなくなっちゃったので
脇にあるピンヘッダ用の穴を使ってしまいました(ぐはっ
一応、MicroSD Unitと同じサイズにしてあります。
まあ、どうせ面付けして作ることになるので、同じサイズなら面倒も少なくて済むし。
つーことで、タイミング待ち~なんだけど
既に待ち状態の物件とうまく面付けできればいいな~ぐらいな勢いで。
MicroSDを簡単に使えないのがどうにも我慢ならないので
思い余って変換基板を起こすことにしました。
なるべく小さくて、ユニバーサル基板に載るように2.54ピッチで
必要最低限の機能のもの。
基板サイズは 27mm x 23mm。
3.3V系で使うことを前提として、レベル変換は他でやってもらう。
最低限、カードの検出と電源の切り離しはやりたいので
いつも使ってるTPS2051B辺りを搭載・・・・・したらかなりギチギチに。
本当はバスバッファで切り離したかったんだけど、それは外でやってもらうことにして。
電源のON/OFFだって、やろうと思えばずっとONにだって出来るわけだし。
そんな感じで。
まあ、実績のある回路そのまんまだから
余り心配はしてません。
・・・基板屋次第かな。
先日のPSP液晶用の基板と一緒に、ユニバーサル基板をつくりました。
そんなもん、何すんねんって言われるかもしれませんが。
普通のものと、ちょっと違うのを作ったので。
見ての通り、片面にベタが入っています。当然スルーホールの両面版ですよ。
一番左は、秋月通商で普通に売ってるものです。
真ん中と右側が、今回作ったユニバーサル基板の裏表です。
昔から、こーいう基板はあったのですがあ、まり一般に売れるわけではなく
一部の高周波回路を組むときに使われるだけでした。
なので、値段も高いし扱ってる店も少ない。
その上いまだと、幻に近いってことで、もしかしたら需要があるのかしら、と。
別に、高周波回路のためではなく、単純にラクするために使ったっていいと思いますけどね。
実際、会社ではデジタル回路でも何でもこんなユニバーサル基板使ってますし。
GNDの配線を表のベタで済ませちゃうと、かなりラクですw
売ってるものが普通の半田メッキなのに比べれば
金フラッシュはかなりインパクトあるねー。
まあ、もう一回ぐらい作り直すかもしれないけど・・・
今回は、台湾にあるJETPCBという基板屋さんに発注してみる。
Webを検索してても全く使用報告があがってないようなので、もしかして人柱?
6月に台北へ行ったときに、COMPUTEX TAIPEI2009で見つけた基板屋さん。
その場には日本語対応できるスタッフは居なかったが、メールは日本語対応するとの話だったので
とりあえず、Webのページを確認。
テスト中とは書いてあるが、日本語のページもあり、P板さながらの自動見積もりシステムが備えられてる。
値段は・・・紙資料をもらった限りではそんなに安くは感じなかったんだけど
自動見積もりがちゃんと日本円で計算してくれるのでいろいろ試すと
PCBCART程度には安いことが分かった。
というか、PCBCARTが最近高く感じる・・・為替レートに影響するのもあるが。
もちろん、P版よりも安い。
PCBCARTは英語対応なのを考えれば、(日本語がどの程度かにもよるけど)日本語対応できるのは
かなりメリット。
だって、「日本語対応してくれる分、P版の方がいい」という言い訳が通用しなくなるもの。
どちらにしろ中国や韓国で作ってるんだから、質は同程度か専業の分いい可能性もあるしね。
とりあえず、ユーザー登録してみよ~とやったら、自動で送られてくるはずのIDとパスワードが
一向に流れてこない。
問い合わせメールを一応英語で書いて流すと、日本語でちゃんと返ってきた(!)
登録したのにログインに必要な情報が送られてこない旨、スクリーンショット付で送ると
「JETPCB-JPの登録システムにバグあるようで
今のところ、ユーザーIDとパスワードが発行できません。」
なので、しばらく待ってくれと。
数日後、IDとパスワードを貰い、本格的に打ち合わせ開始。
当初は、ユニバーサル基板を安く作ろうと思って話をしてたのだが
面積に対して値段の上がり方が結構緩やかなのに気がついて
「もしかして、これとくっつけても値段変わらないんじゃない?」ってことになって
2回もイニシャル払うのはもったいないから、くっつけちゃえってことで
今回は異種2面付ということに。
いざ発注となって、手順や値段の確認でメールをかなりやり取りしたけど、日本語は
ぜんぜん問題ないですね。
まあ、システム的に固まってない部分があるみたいでやり取りは増えたけど
レスポンスも早いし、対応はいい。
あとは、どの程度までデータを確認してくれるのか、だね。
データに問題がなかったからかもしれないけど、4層版を出してみないと真価は発揮されないかも。
と、いうことで。発注~
・・・・・・またしても。
基板サイズが秋月の定型以上になる、という話の前に。
CPUをはじめとする電子回路が普及し始めた頃から
現在に至るまで、いろいろなバス・インターフェース規格というものが
立ち上がりは消えていっています。
実際には消えてはいないんでしょうけど。
とくに産業用に使われていたものについては
簡単にはなくならないのです。
たとえば、CompactPCIという規格。
この規格における基板サイズは、Eurocard 規格の
3Uと6U というサイズで規定されています。
これは、バックプレーンにカードを挿す、というシステムにおいて
長らくEurocardサイズというものが使われてきたという背景に基づいています。
基板サイズが秋月の定型以上になる、という話に戻すと。
今回はEurocardでいうところの
3U(ハーフユーロサイズ160mm x 100mm)というサイズを
自分の中でひとつの標準にしよう、と思ったわけです。
実際のバス規格が採用するぐらいのサイズがあれば、たかだか個人が作る回路なんか
余裕で入るでしょうし、手ごろなサイズです。
それに、何か説明するときにも「ハーフユーロカードサイズ」といえば
通じるわけです。
もちろん、これ以上のサイズが必要になったら・・・・また考えますけど。
・・・つづき。
私が趣味で基板を作るにあたり決めたのは
秋月電子で売ってるユニバーサル基板にあわせよう、ということ。
これまで、そのサイズの基板でいろいろ作ってきた資産ってのがあるわけで
もしその中から基板化しようというネタがあった場合、スタッキングできたほうが
都合がいい。というか、穴あけ加工で悩みたくない。
そんなこんなで
C基板サイズ (72mm x 47mm)、
B基板サイズ? (95mm x 72mm)を基本としています。
だいたいこのくらいのサイズであれば
ほとんどのマイコンボードは構成可能でしょうし、部品も両面実装すれば
場所は稼げるわけで。
ただし、前提は4層基板。(これ重要!)
2層にすると、どうしても電源で悩むことになるし、線でつなぐというのが
どうしても弱く感じてしまう。
・・・・というより、設計が楽だから(笑)
ついでに言えば、ベタを貼りたくないので。
そんな感じで考えているのですが
おそらくこのサイズで収まらないものもあるでしょう。
・・・実際あるんですよ。すでに。
・・・・・・・・・・・・またしても。次。
基板のサイズを決めるには、実際にはいろいろな要素が影響してくる。
コネクタの大きさやその間隔、もちろん部品の数や回路の複雑さ、
最終的には層構成における値段の変化・・・などなど。
でも、考えてみればわかるが、ユニバーサル基板には何種類かの定型寸法があり
その時々で合うサイズを選んでいるし、その基準はおそらく
部品が載るかどうか、だろう。
ユニバーサル基板が定型をもてるなら、基板を起こすときにも
ある程度の定型サイズというのが存在してもいいのではないだろうか。
趣味で使うとなれば、おそらく単体か、もう一段ユニバーサル基板なりで
マザーボードを作ることになるだろう。
であれば・・・
ぶっちゃけユニバーサル基板と同じ寸法でいいんじゃないか、と思えてきた。
ねじ穴をあわせておけば簡単にスタッキングできるし、
配置の検討を同じサイズのユニバーサル基板で
見積もることもできるだろう。試作するのにも都合がいい。
まあ、前の会社でやってた手法なんだけどね。
社内には定型のCPUボードとユニバーサル基板、共通のバス仕様を持ってた。
それが市販のユニバーサル基板と同寸法だったりするわけ。
効率化、とか汎用化、という点ではかなり進んでた気がする。
その当時、私もそれに倣い、ユニバーサル基板で工作するときは
サイズとインターフェースの共通化をしてたし、その思想は今でも続いている。
・・・長くなったので、次。